知り合いから「定期預金を投資に回したい」という相談を受けた。



ある知り合いから相談を受けました。

「銀行に(具体的にはゆうちょに)定期預金をしているのだが、もうそろそろ満期になる。いい投資先はないか?」

とのことです。

こういったブログをしていることを少し前に話していたのですが、調べてみてくれたのでしょうか。

ツイッターや取引先や家族などリアルな知り合いには徐々に「投資の輪」が広がってきています。

実際にどこにどれだけ投資をすることを勧めることができるか。考えていきたいと思います。

基本はインデックス投資による「分散投資」と「長期投資」

まずは、その方には、私がしている投資は「投資であって投資ではない」ということを理解してもらいます。もちろん投資ではありますので、マイナスになるリスクについて、きちんと説明させていただきます。投資に絶対は存在しません。

また、決して「オイシイ話」ではなく、あくまで銀行なんかに預けているよりはよっぽどいいというレベルであることもお伝えします。具体的には年率で2~3%のリターンがあることを念頭に置いている旨を伝えました。

そして、インデックス投資について理解をしてもらいました。個別株ではないこと、指標そのものに投資すること、その投資信託を買うこと、投資信託を買う際には信託報酬をはじめとした手数料が命綱であること。などです。

さらに、一つの指標だけでなく、様々な指標に分散投資すること、そのメリットについてもお話させていただきました。これは、インデックスという時点ですでに分散はきいているのですが、世界レベルでその分散を効かせた方がリスクが少ないこと、一つの指標が落ちても他の指標が上がっていることもしばしばなので、安心材料にもつながる、ということなどを話させていただきました。それを10年~20年~30年という長いスパンで投資することで、1年のマイナスなどすぐに回収できることを話しました。

どこに投資するか

では具体的にどこに投資をするかを考えました。

つみたてNISA(積立ニーサ)

いうまでもなく、このブログはつみたてNISAの拡大を目指しているので、つみたてNISAをおススメしたいと思います。

なにより、少額で積み立てることができ、40万円と限度が決まっていて、20年間の非課税期間があるのは投資入門者にとって敷居がものすごーく低いはずなのです。あまり認知はされておりませんが。

商品も、投資信託のみで、信託報酬がどれも低いのが魅力です。もちろんイーマクシススリム先進国株式(eMAXIS Slim 先進国株式)とイーマクシススリム新興国株式(eMAXIS Slim新興国株式)をすすめます。(8:2くらいの割合)

ideco(イデコ、個人型確定拠出年金)

イデコも、特別法人税の問題がぬぐい切れないのですが、というか、これ壮大な国家的サギに巻き込まれるのではないかと私は個人的には心配でやっていないのですが、一般的にはおすすめできる、節税対策になるので、すすめます。商品は投資信託で、マネックスか、楽天で、楽天なら楽天全米株(VTI)と楽天全世界株(VT)をすすめます。(VTと半々くらいでいいと思います。)

銀行の普通預金で金利0.1%マジック(イオン銀行・楽天銀行)

イオン銀行はイオンカードセレクトというクレジットカードを発行することで、楽天銀行は楽天証券を申し込むだけで、普通預金の預金利率を0.1%まで上げることが可能です。定期預金でもここまでの金利は実現しづらいため、できれば万人におすすめしたい方法です。

特に今回は、投資をはじめるので、楽天銀行と楽天証券の開設をおススメしました。とりあえず、投資に回す資金をこちらに貯めておくだけで0.1%の金利があるのは悪くないです。

長期国債

国債はあまりメリットが大きくないので、私は保有していないのですが、下落相場には確かに逆相関を示すこともありますし、安全資産としての意味合いが強いので、国債にも分散投資します。

金・プラチナ投資

こちらは私は金のみ、特に金鉱株ETF(GDX)のみ、興味があるのですが、知り合いの方がたまたま自動車が大好きで、プラチナ製品に興味を持っておられたので、ここから自分なりに調べてプラチナ投資も勉強していきたいと思います。

まとめることができ次第、別途記事にしたいと思います。

米国ETF

これも本当はおすすめしたいところです。マネックス証券で米国ETFを買ってほしいです。セクター別でヘルスケア(VHT)やハイテク株(VGT)、高配当(VYM)、などをおすすめします。

懸念事項

長期で続けられるか、不安に打ち勝てるか

私も含めて、素人投資家には時間という圧倒的な勝利ファクターが存在します。しかし、それを信じて、ほぼ盲信して、いくら下がっても積み立てて買っていくという、のほほんとした強い思い(矛盾のように聞こえますが)が必要となります。果たして、私の説明、説得のみで知識をつけた方が長期で本当に続けられるか、リーマン級の経済ショックや、多くの機関投資家達が心配している今後に起こるであろうアメリカの中期間の低迷に耐えうるか心配です。ドカンと落ちることに耐えられる人耐えられない人もいれば、ずるずると落ち込み、上がってこない状況に不安になる人など様々です。人間関係、信頼関係もあるので、投資をすすめるというのは本当に難しく、成果がでるまで時間がかかるのです、お願いします、といってもどこまで信じてもらえるか、難しいところです。

とりあえず楽天銀行・楽天証券を開設、その後マネックス証券も

銀行の金利0.1%の実現も込みで、まずは楽天銀行、楽天証券の開設をアプローチしていきたいと思います。

その後、負けない戦い方を順々にしていき、少し色気を出して、ETFや金やプラチナも含めて考えていきたいです。このシリーズについては実現してきたら徐々に報告してまいりたいと思います。

以下、私も使っている、そしておすすめの証券会社です。

SBI証券

楽天証券

マネックス証券

では

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