新社会人は初任給からつみたてNISA(積立NISA)投資がおすすめ



新社会人のみなさん、入社式がそろそろはじまっていきますね。大体の会社は明日入社式を迎えることと思います。

新たな仕事に期待と不安に胸を膨らませていることかと思います。天気がよくてとりあえずよかったですね。

新社会人になったら是非安心安全な戦い方で徐々に投資を実践しながら学んでいってもらいたいと思います。

新社会人の皆さん、「現状」の厳しさを認識しましょう

いきなりで申し訳ないのですが、現状、残念ながら「厳しい」です。我々の父母のような時代ではない、その認識がまずは大切です。以下、説明していきます。

上がる初任給、なのに下がる手取り、そこに負けないための投資

良い点1:初任給は徐々に上がってはいます(下記図参照)

このように初任給は上がっています。こうみると未来は明るそうに見えます。また、16年以降が書かれていませんがさらに伸びて去年はここ10年で最大の初任給であることもわかっています。今の新社会人は運がいいことに「アベノミクス」の最大の受益者です。というのも就職率が最大級に良い自体に就活ができたのですから、とても羨ましいです。私の時は民主党政権時代で50社60社受けて有名大の学生がバンバン落ちるような時代でしたから。

残念その1:しかし年収は下がっています

しかし、残念ながら年収は落ち込み、さらに手取りはどんどんと落ち込んでいます。

以下、新社会人の年収の推移です。

残念その2:手取り、こんなに引かれるの!?

この15年間で50万円も手取りが年収ベースで減っています。残念ながら、これからも恐らく減ります。今大問題になっている財務省ですが、反省の色はなく、増税をこれからも繰り返していくでしょう。社会保障費もどんどんと膨らみますのでその補填は「働く世代」の我々が負担せねばなりません。

残念その3:給与はなかなかあがりません

20年ほど前、さらに前の高度経済成長期から考えてバブル崩壊程度まで、給与はぐいぐい上がっていくものと思われていましたし、実際そうでした。年功序列・終身雇用の「神話」ができあがり、その後は引退するか、下請けにいい感じに天下っていく、というのがセオリーでした。

しかし、こちらも残念ながら、給与は上がっていきません。ちょっとずつ、ちょっとずつしか上がらないでしょう。その上がり方に不満で転職を考えるかもしれませんが、なかなかどこも変わりません。

残念その4:多分ですけど世界経済停滞します。日本も

これはなんとも言えませんが、ここ最近のようなガンガン上がっていくような相場観はみられないと思います。どこかで停滞します。そして、日本経済についてですが、足元が怪しく、外国投資家、日銀によってようやっと支えられているのが現状です。

となると、安倍総理が例えばやめ、財務省系総理大臣になり、黒田総裁が辞め、リフレ派が一掃され、財務省系、日銀系で日銀のフロントが固められた瞬間に日本の経済の先行きが怪しくなります。そうなると外国の投資家は逃げます。間違いなく。そして、日銀も日経ETFを大量購入するのを辞めるという「出口戦略」に着手するでしょう。そうなると日本経済は5~10年ほど厳しいものになると思います。最悪のシナリオですが、ありえなくはないシナリオです。

他にも「やってはいけないこと」と「やるべきこと」を別記事にまとめましたのでご参照ください。

新社会人になって、やってはいけない投資・やるべき投資

新社会人が始めるべきはつみたてNISA(積立ニーサ)とイデコ(iDeCo)

下がる年収、下がる手取り、上がらない年収、、、停滞するかもしれない経済、、、

暗雲立ち込める中、新社会人に為す術はないのか、というと、そうでもありません。

あなたたちには最強の武器があります。それは「時間」です。

・つみたてNISA(積立ニーサ)

初任給から33,333円毎月投資に回しませんか。投資と言っても個別株ではございません。投信信託という様々な株の集合体と思ってください。そしてそれはインデックスといって、株の指標に連動するものです。例えばトピックスや日経平均という言葉を聞いたことがあると思います。そのようなインデックスそのものに投資するのです。

日本にはあまり投資する価値がありません。もちろん伸びる可能性もあるのですが、あなたたちは日本に住み、日本に生きて、日本の会社で働き給与を得るわけです。その影響下にいるなかで同じものを買うのは無意味です。(別記事も参照して下さい→)

できるだけ、先進国株式、新興国株式にバランスよく投資してください。

まずは、SBI証券か、楽天証券か、マネックス証券を開設しましょう。同時にネット銀行の開設もおすすめします。

【2018年完全版】つみたてNISA おすすめ銘柄13選

 

・確定拠出年金、イデコ(ideco)

こちらは自分で自分に積み立てる年金です。そして、これを株式で運用していきます。目減りするのは嫌ですよね。だから色気は出してはいけません。堅実に、確実に全世界に分散させて投資しましょう。これもネット証券会社で買うことができます。

短期、中期で見ると株式は伸び悩んだり、落ち込んだりすることはあります。リーマンショックやバブルの崩壊やブラックマンデーなど様々に短期中期的にドカンと落ち込むことはあります。しかし、全体的にみると右肩上がりの成長をしつづける、落ち込んでも戻っているのがわかると思います。日本も最近ようやく株価は20年前に戻りましたね。

成長著しいアメリカを中心として、GDP比率にして株価を分散させて購入し、長期で積立しつづけるとかなりの確率で上がることが予想されますし、大きく負けることも考えにくいです。是非楽天全世界株などに投資してみてください。

楽天・全世界株式インデックス・ファンドはつみたてNISA(積立NISA)でおすすめできるか。全世界編②

結論:新社会人の皆さん、ネット証券で投資してマイナス分は取り返そう

仮想通貨?いやいやいや、違います。株式です。ネット証券で手数料をできる限り抑え、出来る限り積立で長期投資しましょう。私も実践しています。勉強中です。これまでの記事も見ていただいて、一緒に勉強していただければと思います。投資は勉強すればだれでもできるようになります。「専門家」にダマされないことです。

書籍一覧

私がまとめたブックリストです。ご参照ください。

おすすめのネット証券一覧

SBI証券

楽天証券

マネックス証券

では

新社会人になって、やってはいけない投資・やるべき投資

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