20代から「つみたてNISA(積立ニーサ)」最も簡単なはじめ方



20代から「つみたてNISA(積立ニーサ)」をはじめようと考えている人は多いと思います。

でも一体なにから始めればよいのか、具体的な始め方がわからないと思います。

証券会社に聞いても胡散臭そうだし、友達に聞くのは恥ずかしいし。

そんな人に向けて簡単なつみたてNISA(積立ニーサ)の始め方を書いていこうと思います。

20代からはじめる「つみたてNISA(積立ニーサ)」おすすめの方法

Pexels / Pixabay

20代になり、社会人になると、徐々に「資産運用」という言葉が独り歩きしはじめます。

「なんとなーくはじめたいなー」「でもめんどうだなー」と思っている人は実際多いです。

そしてなにより「投資かー、なんとなく怖いなー」という印象をお持ちの人が多いと思います。

上で紹介している野村證券のような人たちのおかげで日本では「投資=ギャンブル」というイメージがついてしまったのです。

で、誰がボロ儲けしているかというと、そのような証券会社です。

この辺は「映画一覧」にあるウルフオブウォールストリートなどを一度映画で見ていただきたいです。

つみたてNISAは金融庁が主導してはじめた制度で、アメリカの「ISA」という制度を元にした(チョイ難しいのでスルーします)ものです。

つみたてNISAを簡単に言うと、

年間40万まで非課税で積立をしながら安全な投資信託に投資ができる制度(20年間)

です。

他にも「イデコ(ideco)」という個人型確定拠出年金もあるのですが、それは老後にならないと引き出せないなどデメリットもあるので、まずは少額で積み立てができるつみたてNISAからはじめてみてはいかがでしょうか。

先に言っておきますが、投資は自己責任なのは間違いありません、そして私がいうことも含めて鵜呑みにしてはいけません。

ただ、NISAはどう頑張ってもダマせない制度なので、だからこそ投資の入門としてふさわしいと思います。

そして、忙しい社会人の人にうってつけの「ほったらかし投資術」が可能です。

貯金?意味ないですよ、インフレーションに負けますよ。

貯金の代わりでいいので、つみたてNISAで投資の世界に足を踏み入れてみましょう。

つみたてNISA(積立ニーサ)のデメリット

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ではつみたてNISA(積立ニーサ)はメリットだらけなのですが、はじめにデメリットを紹介しておきます。

1個別株はない、投資信託のみ

投資信託とは投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用のプロであるファンドマネージャーが株式や債券などに投資・運用しその運用の成果として生まれた利益を皆さんに還元するという金融商品です。

個別株というのはトヨタやソニーなど企業の株を購入することです。

投資信託はそれとは異なります。しかし、上記の説明も、つみたてNISAの商品では少しことなります。

というのも、ファンドマネージャーが独自に選定して、運用をしているような従来のファンド(これをアクティブファンドといいます。)とは異なり、ある指標への連動を目指す投資信託だからです。

わかりやすい指標でいうと、TOPIXや日経平均株価というのをニュースで聞いたことがあると思います。

ああいったものが「指標(インデックス)」です。それに連動するんだー、ふーん、程度で聞いていてください。

2年間40万円までしか投資ができない

これは投資初心者からするとむしろメリットにもなりえる、安心材料になるかもしれませんが、正直40万円は投資としては少額です。

「つみたてNISA(積立ニーサ)」ではこれを20年間続けることができるので、合計800万円まで運用ができます。

3元本割れの可能性はある

いちおう投資なので、元本割れ、つまり投資した額より損をしてしまうことはあり得ます。

ただ、指標(インデックス)への投資なので、この50年間は基本的には少しずつ上がるようになっています。

これは経済自体は世界中で少しずつ成長し続けているからです。

もちろんリーマンショックなどの大暴落は何年かに一度は起こりますし、これからも起こります。

しかし、その時に換金しない限り、数年で元に戻ります。実際に今までそうでしたから。

そして、元に戻るのだから暴落の時には焦らず、むしろ逆に買い増せばよいのです(自動積立をしておけば勝手に買い増すことになります。)。

つみたてNISA(積立ニーサ)をはじめるならネット証券を選ぼう

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野村證券さんは「サポートを受けられるので、実店舗を選びましょう(ウチにおいで)」と言っていますが、ダメです。

基本的に証券会社からするとつみたてNISAというのは販売手数料を取ることができないので、うまみがないのです。

なので、実店舗に行くと他の個別株や投資信託をすすめられる可能性があります。

そして、実店舗では取り扱っているつみたてNISAの商品もネット証券に比べると少ないです。

おすすめの証券会社は

SBI証券

マネックス証券

楽天証券

この3つでしょう。

私はSBIとマネックスの口座を持っています。妻がいますが、妻は楽天証券です。

楽天銀行の口座を予め持っている人は迷わず楽天銀行でよいでしょう。

また、楽天証券は楽天銀行との連携で普通預金金利が0.1%になりますし、楽天カード支払いでポイントも付きます。

楽天証券、楽天カード支払いでポイント付与(別リンク)

イデコ(ideco)、個人型確定拠出年金も考えている人はマネックス証券が商品が多くておすすめです。

SBI証券は、最近はこれといって秀でた部分はないのですが、これといってデメリットも見いだせないような無難なネット証券です。

住信SBIネット銀行がある人はSBI証券でよいと思います。

それぞれ、資料請求をして、つみたてNISA口座を開設してみて下さい。(もちろん無料です。)

流れとしては

1資料請求→2本人確認書類(マイナンバーと免許書など)提出→3特定口座・つみたてNISA口座開設手続→4審査→5口座開設

という流れになるかと思います。

特定口座というのはその証券会社の口座なので申し込まねばつみたてNISA口座も開設できません。

特に開設したからといって損をしたりすることはないので、安心して口座開設してください。

2週間ほど審査にかかってつみたてNISA口座が開設されると思います。

つみたてNISA、どうしても実店舗がいい人は「ゆうちょ銀行」がおすすめ

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それでもネット証券はなんだか怖い

という声もありそうです。

わからなくはないです。

そういった方にはいわゆる「~~証券」よりも

「ゆうちょ銀行」をおすすめします。

下手な商品を売りつけられることもないですし、商売っ気もありません。

つみたてNISAの商品は多少不服ですが、それでも「悪い」という部類ではありません。

別記事を用意しましたので、そちらを参照してください。

ゆうちょ銀行でつみたてNISA口座を開設する(リンク)

つみたてNISAではこの商品を選ぼう~おすすめ商品~

stokpic / Pixabay

口座開設も済んだら「どの商品を選べばいいんだ!」となります。

つみたてNISAといっても商品は多いですからね。

でもおすすめは決まっています。

「世界中にまんべんなく投資しよう」

以上です。

では具体的にどの商品をどの割合で選べば世界中にまんべんなく投資することになるのかというと

日本株式:先進国株式:新興国株式=1:8:1

です。市場の時価総額比をそのまま算出していますので、世界中にまんべんなく投資することになります。

本当は、欲を言うと日本を、0.5くらいにして

0.5:8:1.5

くらいの比率になるとベストです。

それぞれ

日本株式→eMAXIS Slim国内株式インデックス(TOPIX)

先進国株式→eMAXIS Slim先進国株式インデックス(リンク)

新興国株式→eMAXIS Slim新興国株式インデックス(リンク)

という商品を選び、割合(アセットアロケーションといいます)を決めていってください。

全て販売手数料などは無料なのはもちろん、信託報酬という1年間にかかる費用が最安値です。

投資信託を選ぶ際にはとにかく「手数料」をかけないようにしましょう。これだけでも鉄則として覚えてもらえると幸いです。

あとは、毎日でも毎月でもいいので、年間40万になるように積立設定をして、ほっておきましょう。

ほったらかすこと、これこそが重要です。1年に1回くらい様子見だけしてみてください。

気になったら、これはこれで投資への興味なので、いろいろと勉強してみてください。

他でもなく私が、つみたてNISAを興味本位ではじめ、ハマり、勉強し、今では個別株にまで手を出していますから。

これだけの説明だと物足りなくて、色々と調べたくなったり疑問に思うことが出てくると思います。

良いのです、それこそが興味関心への第一歩、投資の世界への第一歩です。

指標への連動なので、大きく負けることは資本主義が続く限りなかなか考えられません。

年間40万円という投資、まずは貯金をする感覚で初めてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、楽天銀行と楽天証券をどちらも持っていると預金金利が0.1%になります。

そういったことも利用しながら資産運用をまずは少額から、コツコツと指標に投資してみることをおすすめします。

つみたてNISA(積立ニーサ)を始めるのに最適なおすすめのネット証券一覧

SBI証券

楽天証券

マネックス証券

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