三栄建築設計（3228）、メルディアグループの企業分析と評価‐株式投資

先日、ビギナーズラックでオービス（7827）の株が上がったという話をしました。

バフェット目線で小型割安株を選ぶ、オービス（7827）について
（https://nisa-toushi.com/japanstocks/orvis-7827/）

今回はほぼ同時期に買った三栄建築設計（3228）について語っていこうと思います。

「（勝手に）バフェット目線」をおさらい

今回も「バフェット目線」をつかってスクリーニングを行いました。

PER:16倍以内

PBR：1.2倍以内

配当利回り：1.5％以上

ROE：15%以上

ここからひとつひとつの企業を見ていきます。

三栄建築設計（3228）とはどのような会社か

三栄建設設計、メルディアグループ

設立：1996年、上場2006年

業種：不動産（建築・設計）

特色：戸建て住宅販売、木造３階建てで定評。

PER：6.5倍

PBR：1.19倍

配当利回り：2.39％

ROE:20%

業績

3年連続で綺麗な右肩上がりになっています。ROEも安定して成長しています。

「同じ家は、つくらない。」のメッセージのもと、社会的芸術性と個人的生活空間のプロデューサーとして、分譲住宅、注文住宅、分譲マンションや賃貸物件まで、住宅に関するすべてを自社生産しています。

特に、この企業の作る家が、かっこいいんですね。そして安くて、売れてます。

日本の家屋でなかなか「かっこいい」家には出会わないのですが、ここの家はかっこいいです。

そしてちゃんと売っています。「同じ家はつくらない」というキャッチも好きです。

業績も良いですし、湘南ベルマーレはチーム経営としても注目されるようなチームです。

ライザップと共同経営をしていて、今後もベルマーレは期待大です。

残念ながら直近Q3の決算では大きなマイナスを計上していましたが、次である程度戻してくるでしょう。

とはいえ、2018年はこれまで通りの綺麗な成長にはならないとは思いますが、5年10年と見た時には成長する見込みのある企業だと思いました。

不動産の企業というのはどうにも胡散臭く、どうしようもない企業も多いのですが、ここは評判もきちっと保ち、従業員からの信頼も厚いようです。

逆に言えば日本の不動産企業としてとても珍しいと言えるでしょう。

これほど優良な企業で、割安であるにもかかわらず、株主優待もあります。

【株主優待】

100株以上1,000株未満ご所有の株主様1kgお米券2枚を進呈いたします。（年間2kg分相当）1,000株以上ご所有の株主様1kgお米券8枚を進呈いたします。（年間8kg分相当）

三栄建築設計（3228）の株価チャート

2018年頃までは大きく上がったのですが、その後決算の影響でしょうか。ガツンと下がっています。

少し投資家が成長を急ぎ過ぎたかなという直感的なイメージです。

そして、今は３Qの決算もありましたが、比較的割安で、最適な株価に落ち着いた形だと思っています。

今後４Qはある程度盛り返すでしょうし、その後数年はまた業績を戻してくるのではないかと期待しています。

「バフェット目線」で株を買う、おすすめのネット証券一覧

SBI証券

楽天証券

マネックス証券