積立投資こそが「負けない」ための戦い方



日経平均は乱高下が続いています。

NYダウは落ち着いてきました。

株の鉄則は、安い時に買って、高い時にはできるだけ買わずに売る。また安なった時に買い増し、じっと待つ、という行動です。

しかし、果たして誰もがそんなことができるのでしょうか。今回はこの鉄則投資法に対するアンチテーゼとおすすめの投資法についてお話したいと思います。

素人投資家にとって、いつが「底値」かがわからない

株価は言うまでもなく、底値で買うべきです。ROI・ROE・ROA・EPS・PER・PBR・・・などなど、一企業の株を買う上では見るべき指標が沢山あります。その中で「割安」であると見極める「目」が必要なのです。しかし、ほとんどの投資家がインデックスの指標にアンダーパフォームしている現状を考えると、その「目」を肥やすよりも、黙ってインデックス指標にまるごと投資することが賢明と言えます。(もちろん、株を好きになれれば、それらの目は身につけようという気になりますし、面倒くさがりだとしても)

割安感も分からなければ、それだとしてもいつが底値だかはほとんど予想ができません。

暴落投資法などというものが巷では話題ですが、確かに、暴落した企業はその時点では割安、もしくは底値かもしれませんが、そこから成長する、などという見込みはどこにもないのです。(他企業に買われるなど目算が立っているのなら別ですが)破産するリスクも格段に高いと思います。

下落相場においても、その下落の原因が何で、その下落は下げ止まりそのあと好転する、などという予測が「ほとんどの人にとって」不可能であり、それは不安のうちに起こります。

そして、その予想が外れると凹み、当たると喜び、まさに一喜一憂、ファンドマネージャーでもない我々、長期個人投資家にとってそれは果たして必要なことなのでしょうか。そして、精神衛生上良いこととは決して思えません。

精神的に安定して投資をすることが個人投資家にとっては重要

私はインターステラーという映画が大好きで、その中の詩がとても印象的に心に残っています。

Do not go gentle into that good night, Old age should burn and rave at close of day, Rage, rage against the dying of the light.  -Dylan Marlais Thomas

穏やかな夜に身を任せるな。
老いても怒りを燃やせ、終わりゆく日に。
怒れ、怒れ、消えゆく光に。

人生訓としてはとても重要ですし、穏やかな夜に身を任せてはならないと思うのです。収入という意味において、この示唆は重要で、いつでも前進し続けるために、ゆっくりでも努力して現状に抗い続けることが必要です。

しかし、です。だからこそ、投資においてはこんなに荒ぶってはいけません。

ただひたすらに穏やかな夜に身を任せるべきなのです。荒ぶれば荒ぶるほど負けていくのが素人個人投資家の運命だということを知っておいてください。これはファンドマネージャーも同じことで、彼らは別に荒ぶっているわけではありません。むしろ、何もわからない素人に対して「荒ぶらせる」ことが彼らの仕事であり、一喜一憂させて株を娯楽にしてしまうことがファンドマネージャーの腕なのです。

精神を穏やかに保てる上に高いパフォーマンスができる積立投資

インデックス投資をする以上、いつかは右肩あがりになるインデックス指標を選ばなければなりません(全米や、先進国や、全世界など)。

そのうえで、割安である時期というのは予測できません。

では何が解かというと、同じ額を毎営業日積立し続ける、ということです。

もちろん積立投資が最適解であるとは思いません。しかし、間違いなく悪くない投資法です。

積立投資こそが、底値を発見できますし、確実に底値で多くの口数買うことができます。

投資信託にも基準価額という価格が設定されております。

基準価額とは、ほとんどが1万口あたりの価格で、投資信託が保有する株式や債券などの時価評価の総額に利息や配当金などの収入を加え、そこから運用コストを差し引いた金額を総口数で割って算出しています。簡単にいうと投資信託の「株価」のようなものです。株価とは違うのですが、そのように考えていただいても大きな齟齬は今回生まれません。

指標となる市場の相場が下落相場だと基準価額も落ちてきます。

毎営業日積立に設定しておくと、基準価額が低くなれば低くなるほど口数を同じ積立金額でも多く口数を買うことができ、基準価額が高いときには同じ積立金額でも少なくしか口数を買うことができません。

これこそが「安い時に多く買い、高いときに少なく買う」ということを自動でやってくれる投資法なのです。

しかも長期積立ですと複利も効いてくるのでさらに大きなメリットになります。

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さらに一喜一憂もせず、少しずつ大きく、堅い勝ちをつづけていくことになるので、心の平穏も保たれます。

ゆえに、毎営業日積立投資をおすすめします。

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