20代素人投資家が「つみたてNISA(積立ニーサ)」はじめました。

【2018年完全版】つみたてNISA(積立ニーサ) おすすめ銘柄13選

anaterate / Pixabay

Contents

【2018年】つみたてNISA(積立ニーサ)おすすめ銘柄13選

【最終更新(2018.09.04)】

現時点(2017年12月19日時点)での「つみたてNISA(積み立てニーサ)」おすすめできるインデックス投信銘柄(投資信託商品)を発表します。追記04.24 追記09.04

つみたてNISA(積立ニーサ)おすすめ銘柄(商品)全世界編

インデックス投資を証明した重鎮バートン・マルキールも言っておりますが、全世界の株を分散して長期保有することが、9割以上のアクティブファンドマネージャーに勝つ方法です。

長期間保有こそがわれわれ個人投資家にできる強みなのです。

1.野村つみたて外国投信

私もNISAで積み立ててました。こちらは積立限定の商品で、商品名にある通り、NISAに徹底的に合わせた商品です。

投資割合は先進国88%、新興国12%、日本除きます。信託報酬は年0.2052%(税抜年0.19%)です。 

各証券会社は全くといっていいほど推してませんが、一部ブロガーからは大変愛され、私も同様に支持しているファンドです。

迷ったら、とりあえず万人にお勧めする銘柄です。それくらいバランスはとれています。

これに不安な人は日本が10%くらいになるようにプラスで積み立てて、合計が月33,333円になるよう、割合を求めてください。

追記:eMAXIS Slim先進国が異次元級の値下げを発表したことで野村つみたて外国株投信の影は薄くなりその役目は終えそうです。今なら、eMAXIS Slim先進国株式をおすすめします。

これからも無くなることはないですが、下記に記す「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」がベストバイです。

2.楽天・全世界株式インデックス・ファンド

米国ETFのVTをただただ買い付けるという、便利なファンド。

日本ではこの「VT」、物凄い人気なんです。

実はアメリカ本国ではそれほど流行っていません。

確かに全世界をそのまま買えるので、その理由もわかります。

現時点においては、少し指標との乖離があることと、三重課税があり、コストが思ったよりもかかることが懸念点として挙げられます。しかし世界中に分散投資できることは間違いないですし、おすすめはできる商品です。

SBI EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド

上記リンク参照

三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド

exe-iは乖離が大きすぎ、そして連動力が弱いところで落選。指標に連動させることが難しいため、実質的にインデックスと言えるかさえ疑問です。三井住友については、同じ指標でさらに安い信託報酬がすでに存在するため、大幅な値下げを敢行しないなりません、またその可能性は低いです。

イーマクシス(eMAXIS Slim)全世界株

上記リンク参照

つみたてNISA(積立ニーサ)おすすめ銘柄(商品)先進国編

世界経済を引っ張ってきた紛れもなく先進国です。

アメリカを中心にしてヨーロッパ、オセアニアなど先進国がこれからも伸びていくことは容易に想像がつきます。

もちろん、新興国が伸びるかもしれませんし、その伸び率については数十年後どこが強いかは誰にもわかりません。

しかし、現状先進国である以上、世界分散投資をする上で先進国の割合は時価総額比があるのである程度高くならざるを得ないと思っています。

先進国株式インデックスファンドについては別途記事にしましたので、そちらを参照ください。

つみたてNISA(積立ニーサ)におすすめの先進国株式インデックスファンド一覧

4.たわらノーロード 先進国株式

MSCI・コクサイインデックス(日本除く・配当込み)の連動の中で、最も安定性があり、連動の評価としても高いので、先進国を別途追加しよう、もしくは世界分散ではなく、先進国のみでいい、と思う方はこちらをお勧めします。

一時期流行りましたが、信託報酬引き下げ戦争に参加しなかった時点でオワコンな商品です。

5.三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス【更新:2018/09/04】

たわらノーロードと比べた時に、非常に微妙、どちらかと言われたら、どちらか、難しい商品の一つです。(信託報酬の圧倒的差をつけられました。)

連動指標としては「たわら」と変わりません。

実質コストは「たわら」が微かに勝利か、リターンは微かにeMAXISの勝利か、その程度で、20年後どうなっているかは正直わかりません。

追記:信託報酬がとんでもなく下がりました。先進国株式であれば、eMAXIS一択です!ちょっと流れが速すぎて追いつけませんが、圧倒的におすすめしておきます!

さらに追記:決算報告書がでました。かなり乖離も少なく良いです。ただ、ニッセイシリーズが信託報酬の大幅値下げを断行し、同率1位になりました。同率一位ではダメなんです。早く単独1位に向けて頑張ってほしいところです。

eMAXIS Slim先進国株式インデックスについてはおすすめ第1位なので、別途記事にしてあります。

ぜひ見ていただければと思います。

「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」はつみたてNISAでおすすめの投信

ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド・ifree 外国株式インデックス

乖離が大きいのと、ニッセイに至っては、目に見えるコストをめいいっぱいさげ、実質コストが上がるという「ダマし」にもとれるような動きをしているのが気に入らず、落選です。

(追記)あっとうてきな純資産額を誇るニッセイが、ついに信託報酬の大幅値下げに踏み切りました。これによって日本一の信託報酬を誇り、eMAXIS Slimの単独一位の牙城がついに崩れました。しかし、指標との乖離、実質コストの上昇など、ニッセイには気に入らないところが多いので、純資産の安定以外あまり信用していません。

EXE-iつみたて先進国株式(2018年05月追記)

上記リンク参照

つみたてNISA(積立ニーサ)おすすめ銘柄(商品)新興国編

新興国の投資信託商品はもともと信託報酬が先進国と比べて割高でした。

今もその状況に大きな変化はありません。

信託報酬の低さとしては「日本株<先進国<新興国」というイメージがあるとわかりやすいと思います。

eMAXIS Slim新興国vsEXE-i新興国インデックス比較、つみたてNISAでどちらがおすすめか

6.eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

その中でも、「常に他よりも安くします」という気概が感じられるeMAXIS Slimシリーズの新興国は、割安であり、指標のMSCIエマージングも悪くないです。

純資産も300億超えです。

そのなかで信託報酬は0.19%、実質コストを入れても0.37%ほどと新興国の中では最も素晴らしいと私は考えます。

落選 SBI-EXE-i つみたて新興国株式ファンド

結果的に三重課税などを考慮し、連動性なども考慮に入れると、現時点ではeMAXISの勝利です。

つみたてNISA(積立ニーサ)おすすめ銘柄(商品)米国株編

先進国株の60%がアメリカです。

そのアメリカは、現在は少し高騰しすぎの向きもありますが、リーマンショックの震源地にもかかわらず、常に一番に脱して、回復を図り、株式市場を安定させてきました。

これはひとえにFRB、中央銀行がきちんとした経済の学者がやっていることが大きいと思います。

(一方日銀は、黒田以前はZ・・・あぁ)

また、アメリカという国の企業の理念としても、株主にきちんと配当を出そうという意識が根付いています。

その意味でも、アメリカは今後も伸びていくと思います。

ただ、その伸び率はこれまで通りとはいかないかもしれませんが。

7.iFree S&P500インデックス

株式で億万長者になった、ウォーレン・バフェットは、妻に、S&P500を買えと言っております。

それほど、S&P500は安定して伸びています。

ほとんどのアクティブファンドマネージャーはこのS&P500の指数に勝てないのです。

通常S&P500を購入するには米国ETFを買う必要があるのですが、その指数に連動を目指す商品となっております。信託報酬は0.243%です。

8.楽天・全米株式インデックス・ファンド

上記のマルキール教授は、S&P500について肯定的な意見を述べながらも、中小の株を取り除いている時点で、真のインデックスとはいえないと述べています。

楽天・全米株式インデックスファンド、通称・楽天VTIはその悩みを解決してくれます。

ほぼ100%のアメリカの株を網羅しているのです。

さらに本家のETFである、VTIはS&P500に指標として長期間勝っています。

その意味でも、ETFを買うだけのこのインデックスファンドは一見完璧に見えるかもしれませんが、まだ設定されたばかりで、どのような動きをするのか、ETFとの乖離は本当にないのか、など慎重に見ていかねばならない面もあります。

(追記)eMAXIS SlimからS&P500に連動する商品がでました。こちら誠意記事作成中です。(それほどセンセーショナルなニュースでもありません。)

つみたてNISA(積立ニーサ)おすすめ銘柄(商品)日本株編

日本株については賛否両論分かれており、私も決めかねているところです。

日本の株式市場は長年低迷してきました。

それは、バブル景気がはじけてから、この20数年間ずっとです。

私の年齢と同じくらい低迷していたので、私の肌感覚では、日本経済がよかった試しがないです。

しかし、最近ようやくアベノミクス、金融緩和の効果が出始め、日経平均株価もかなり良くなってきました。

今を高いとみるか安いとみるか、ですが、私はまだ伸びしろがあると思います。

9.eMAXIS Slim 国内株式インデックス

10.三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

正直、この2つはどちかがいいか、決めきれません。

どちらもほぼ同じ信託報酬ですし、これ以上はなかなか下がらないでしょうし、下がると同時期に下げることが見込まれます。

指標も同じTOPIXで悪くないです。乖離も少なく、申し分ありません。

どちらか好きな方にしてください、というなんの参考にもならないアドバイスになります。

ただ、どちらか、にしないと他の日本株はそんなにうま味はありません。必ず買うならどちらか、にしてください。

つみたてNISA(積立ニーサ)おすすめ銘柄(商品)バランスファンド編

リスクを考えたときに、そして面倒くささを考えた時に、バランスファンドという選択は、なくはないです。

最近は、信託報酬も安くなりました。なのでこれだけを買うということも悪くない気がします。

懸念点としては、その配分の根拠です。バランスファンドについては、別記事で紹介したいと思います。

つみたてNISA(積立ニーサ)でバランスファンドはおすすめできるか

11.iFree 8資産バランス

12.eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

13.三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド

ちなみにバランスファンドの中ではeMAXIS Slimバランスをおすすめしておきます。

が、自作でバランスを組めばいいとも思うので、ズボラだな~、ものぐさだな~と思う人は8資産均等型一本でもなにもしないよりは良いと思います。

結論、つみたてNISA(積立ニーサ)はイーマクシススリム(eMAXIS Slim)シリーズを買うべき

現時点で、13個も挙げてしまいましたが、迷ったら、

「野村つみたて投信」

を一括で買うというのをお勧めします。日本株が入っていないので、日本株を10%くらいになるように指定すればよいと思います。

追記:こちらもおすすめを変えねばなりません。

現在(2018年1月末時点)では、イーマクシススリムシリーズが非常に頑張っているので

eMAXIS Slim先進国80%

eMAXIS Slim新興国20%

でもいいと思います。日本を入れたい人は

eMAXIS Slim先進国80%

eMAXIS Slim新興国13%

eMAXIS Slim国内株7%

これでおおよそ全世界株になると思われます。

ちなみに私は

eMAXIS Slim先進国株式と新興国を6:4で買っています。日本株は個別株で買います。

つみたてNISA(積立ニーサ)をはじめるのにおすすめのネット証券一覧

SBI証券

楽天証券

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