出足鈍化、金融機関が嫌がるつみたてNISA(積立NISA)こそやるべき



ダイヤモンドオンラインと東洋経済で以下のような記事がでました。

つみたてNISA、出足が鈍いワケは金融機関の「実入り」にある(ダイヤモンドオンライン)

「つみたてNISA」が盛り上がらない根本理由 金融機関の大半がほとんど「売る気なし」(東洋経済)

金融庁森長官の肝いりで始まったつみたてNISA

森長官は、講演で

「これまでは国民の資産形成ではなく、金融機関の収益形成のための販売が行われてきた」

とおっしゃっています。私は兼ねてから株嫌いであったのは、このためです。

日本は他国以上のウルフオブウォールストリート

私が大好きな俳優、レオナルド・ディカプリオが主演している映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」があります。

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この映画で、主人公は、クソ株、クズ株を売って大儲けするわけですが、その時の営業トークがまさに巧妙、そして悪質。

言い方は悪いですが、これまで日本の証券会社は、経済知識がない馬鹿な老人たちを騙しつづけてきたわけです。

莫大な手数料を取り続け、むしばんでいきました。私の同窓にはノムショーもダイワも沢山いるので、彼らを目の前にして堂々とこの話をしますが、誰も反論はできません。それくらい、彼ら証券会社のウマミの根本に「手数料」が存在しているのです。

証券会社、銀行からしてみれば手数料のない「つみたてNISA」は旨味がない

つみたてNISAは基本的にノーロードです。さらに、アクティブファンドではなくインデックスファンドをきちんと選んでいけば、信託報酬もえげつないほど低いのです。これは消費者にとってはとても好都合、逆に言えば金融機関からしてみれば「森長官ふざけんな!」となるわけです。「なにしてくれてんだ。旨味がないだろうが。」と。

証券会社、銀行はじめ、金融機関がニヤニヤして売ってくる商品はクソみたいな商品ばかりです。手数料もバカ高く、信託報酬もバカ高い、アクティブファンド、しかも運用成績の悪いものを売られます。正直、これについていってしまうおバカな方々は救いようがありません。

つみたてNISAを潰してはならない

証券会社が売りたくない、儲けが無い、旨味が無い、と嘆いているつみたてNISAこそ、始めないといけません。

この制度を「流行らなかったから辞めよう」としては金融機関の思う壺なわけです。

ぜひ、つみたてNISAをしている人は周りの人に一言でいいから「つみたてNISAいいよ」と伝えてみてください。「知ってる?」と。

そして、良さについてなどは、どうしても言いづらいし難しいかもしれないです。

その場合にこそ「『つみたてNISA ブログ』とかで検索してみて」と言ってください。私なんかはとてもよくないブロガーかもしれませんが、つみたてNISAについて、様々な優良なブロガーさまがたくさんいます。

一定以上の読解力と理解力さえあれば、簡単につみたてNISAについて、投資について理解することができますし、実践することが可能です。そして、なにより今は市場が安定しています。この時こそ初心者が入りやすい時期だと思います。

私は家族で2人、友人で3人ほどつみたてNISAを説明して、説得してはじめてもらいました。

伝えた側に旨味のない伝播こそ広がるべき

ネズミ講、新興宗教、アムウェイなどなど。伝えた側に利益が出るものはバンバン広がります。

先日も書きましたが、ふるさと納税も、肉や野菜といったすぐに表れる実利があるから広がりました。

つみたてNISAはどうでしょうか。ここが日本の国民の頑張りどころなんだと本気で思っています。

「つみたてNISA、いいよ、はじめてみれば?」と伝える側には何のメリットもありません。紹介料がある証券会社もありますが、一度切りの微々たるものです。

そして、最大の資本側、金融機関はつぶしにかかってはいませんが、旨味がないので静観しつづけています。

こうなったら、日本の経済を回すため、投資を根付かせるためには、ブロガーの力、そして人の力が圧倒的に必要です。

特に入社して間もない若者。私も20代ですが、スズメの涙ほどの初任給から1万円でいいから、つみたてNISAに投資しよう、と呼び掛けたいものです。

金融庁長官!ぜひ財務省から予算をぶんどってきてもらって、AKBでもエグザイルでもなんでもいい、CM打ちましょう。

個人的には白い犬と、桃太郎と、金太郎と、堤真一と加藤一二三さんでCMを打ってほしいという希望がありますが。

ここでつみたてNISAの波を止めてしまっては金融機関の思う壺です。森長官の首も飛び、後継者は金融機関とズブズブの政治家にならないとも限りません。

ぜひ、ブロガーのみなさん、そしてつみたてNISAを実践しているみなさんでこの波を大きなものにしていきましょう!

つみたてNISAはネット証券ではじめましょう!

まずは資料請求して比較してみてください。

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