20代素人投資家が「つみたてNISA(積立ニーサ)」はじめました。

新社会人になって、やってはいけない投資・やるべき投資

RyanMcGuire / Pixabay

新社会人シリーズとして第2弾です。第1弾はこちら

新社会人は初任給からつみたてNISA(積立NISA)投資がおすすめ

まとめると

「新社会人の現状は、未来は厳しいよ」

「早く投資を始めればいいよ」

「ネット銀行・ネット銀行でやろうね」

というのものです。

新社会人になると有象無象が様々にいろいろな「オイシイ話」をしてきます。それに騙されてはいけません。

今回は注意すべきこと、やるべきことをまとめます。

皆大好き自社株は買うな

会社は自社株を勧めてきます。安く買えるよ、福利厚生増えるよ、などという文句と共に。

買っちゃダメです。あなたがもしアマゾンに入ったとしても、です。

投資の基本は分散投資です。「卵を同じ籠に盛るな」が基本です。

あなたの運命は会社と共にあると言っても過言ではありません。嫌ないいかたですが、会社という権威に乗ってるのです。

すでにそこには自分という存在を投資しているわけです。その会社の価値が上がればあなたの価値も相対的に上がるでしょう。その逆もしかりです。

それなのに資産までその会社に預けますか。おそらくそれは愚か者、バカがやる行動でしょう。

その会社は東芝のようなことにはなりませんか?そう言い切れますか。誰もが「わからない」のです。

だとすると自社株を買うのはナンセンス極まりありません。愛社精神があり、その会社と共に沈む覚悟があるなら、どうぞ自社株を買ってください。サラリーマンは金を稼ぐのが仕事です。その会社にお金を預けてはいけないというのが一つ目の忠告です。

皆大好き生命保険には入るな

社会人はすぐに生命保険に入ろうとしますし、勧められます。

でもこれ、入っちゃダメです。特に子どももいないようなら尚更です。

保険というのは万が一のリスクに備えて支払い、積み立てるものです。

しかしその万が一はそもそも「誰のための何」なのでしょうか。

奥さんができたとしても今は共働きが主流ですから、かける必要はありません。

一人暮らしなら尚更です。あなたが死ぬのに、だれが金をもらうのですか、親?それは何か意味がありますか。

月にして平均4万円ほどかかるそうです。それは投資と予防医療にお金を使いましょう。

人間ドッグや日々の栄養や運動、そういった予防にお金をかけることのほうがよっぽどリスクを低減させます。

子どもができて、初めて死亡保険のみ、少額で考えても良いですが、やはり投資で積み立ててウン千万にさっさとした方がよいと思いますけれどね。

皆大好きローンは組むな

ローンは借金です。私の馬鹿な友人はトヨタに就職後すぐに、ランドクルーザー、通称ランクルを600万円でローンで購入しました。なんとローン期間は15年。車って10年で買いかえるのですけれどね。

借金自体は悪いものではありません。借りれるだけ借りる、それを投資に回すこと、自分の満足のために使うことは悪いことではないです。むしろレバレッジのようなものなので、借りれるだけ良いと思います。

しかし、新しいものをローンで買うほど愚かしいことはありません。次に続く

皆大好きマイホーム・車は買うな(特に新しいもの)

マイホームを新築で建てることが正義であるなんていう幻想、新車を買って乗り回るなんて幻想、捨てましょう。

あまりにも前時代的、古臭い、田舎的な発想です。

新車、新築なんてのは無駄に金がかかっています。そしてどんどんと価値は面白いほどに下がります。飽きたり手放すころにはほぼほぼゼロに近い数字になってしまいます。

もうすぐ空き家時代が目の前にきます。空き家だらけです。土地もあまります。もちろん都市はまた様相が異なりますが、それにしても地価がぐんぐんあがるようなことは考えづらいです。

車も、これだけカーシェアが広がっています。十分です。なんならリースでいいです。分割でいいです。中古車のね。

中古車で十分です。乗れればいいのだしすでに車でステータスとか気取っている人間はダサいです。

その新築、新車の「新」にかけるべきお金、すべて投資に回しましょう

見栄を張るのを辞めよう

なにより、上記のすべてはあなたの「見栄」のためだということに早く気づきましょう。

服でもなんでもすぐに新しいものを買い、飽きては捨て、また新しいものを買う連中が山のようにいます。というかそれが「普通」です。これはあまりにも愚かしいです。

良い品質の中古のものを大切に長く使い続けることが投資の本質の一つです。

どんなものでも、中古で、良い品を。その目線を身につけましょう。それが感性になります。

そういう良いモノには需要が集中します。実用的で良い品質であれば値崩れしません。そして、見る人が見ればわかります。それで話題もできます。のちに書くメンテナンスの大切さにも気づけて良い循環になります。もし必要が無くなったら必要な人に売ればよいのです。大切に使っていればプレミアが付くこともあります。

ここからはやるべきこと、なんて上から目線で話す気はありませんが、「ぜひやってみてほしい」という一連を紹介したいと思います。

家計アプリMoney Forwardを使って管理しよう

 別記事で書きましたが、若者はいくら収入があり、いくらのお金が支出として出ていっているか、把握している人があまりに少ないそうです。収支の「見える化」は投資の準備において非常に重要です。しかもそれを「自動化」してくれるから、放っておけばいいのです。投資もそうですし、収支もそうですが放っておくことが目的です。外注して自動化することこそが時間を作り出すカギとなります。ポイント、クレジットカード、銀行口座、すべてのお金の出入りを見える化しましょう。

家計簿アプリ マネーフォーワード(MoneyForward)は収支状況が一目でわかる

 

メンテナンスという行動を常に心がけよう

先ほどのモノを買うとき「良い品質のものを中古でいいから買い(中古ならリースでも分割でも)、長く、大切に使い、そして、必要が無くなったら売る」ことをおすすめしました。

メンテナンスという言葉、経年変化を楽しめるようになりましょう。これは、さきほどのお金を「自動化」して「ほったらかす」こととは真逆なのですが、本質は同じで、見るべきところに時間を費やすことです。服でも、靴でも、時計でも、ガジェットでも、家具でも、家電でもなんでもいいです。定期的にメンテナンスをする日程を1年の中で作り、リマインダーをしておきましょう。

投資においても、ほったらかす期間と、1年に1度か2度、確認し、メンテナンスしてあげましょう。どうのような状態なのか、どのように成長しているか(マイナスになっているか)、割合を増やしたり、減らしたりする、など投資のメンテナンスも大切です。

つみたてNISA(積立ニーサ)をはじめよう

第1弾でも書かせてもらいましたが、投資の世界に足を踏み出しましょう。

投資というと、株というと怖いものというイメージがあります。

怖いものという先入観があるものは大抵のことは「無知」であり、「面倒くさそう」なものです。

逆に言えば、勉強さえして、知ることへの努力を続ければきっと怖くないものに変わると思います。

また、ここでオススメしている投資法は基本的に怖さから逃れる投資法です。

インデックス投資を長期に投資し、資本主義をとりあえずは信じて、先進国を中心に積立投資していくことです。

イデコ(iDeCo)確定拠出年金をはじめよう

イデコについては、もしかしたら企業で、企業型確定拠出年金という制度があるかもしれません。

自社株は買わないほうがよいですが、企業型確定拠出年金はやるべきだと思います。

さまざまに商品があると思いますが、信託報酬が低いものを選び(0.1~0.2%程度が望ましい)、インデックス指標に連動するものを選んでください(~~先進国株式など)、それを複数組み合わせてください。

もしわからなければ、コメント欄から、商品名と指標と信託報酬を書いてくださればアドバイスできることがあるかもしれませんのでいつでも聞いてください。

 

最後に

 

とはいえ、投資は自己責任です。

人はいろいろなことを自分の正しさをもとに言ってきます。

アドバイスを聞くときには

・そのアドバイスが自分の中長期的な利益になりうるか

・その人のいうことを聞くとその人にどういう利益になるか(相手はどのような思惑があってアドバイスしているか)

そういったことを意識して見てください。

つみたてNISA(積立NISA)やイデコ(ideco)をはじめるのにオススメなネット証券会社

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