日本の株は個別株で投資をしようと思っています。→【つみたてNISA】eMAXIS Slim 国内株式「全売却」これからは個別小型株で投資
日本株のインデックス投信は比較的割安のくせにあまり成績が良くありません。
また、日本の一部上場会社、いわゆる大企業は、経営がずさんで、たたけばほこりが落ちてきます。
また単純で割安な企業がありません。(バフェットで言うところのコカ・コーラのような株)
ただ、全体的に割安感があることは間違いないですし、安倍政権が続くかぎりまだ上り調子でしょう。
攻め込むは中小株です。今回はとりあえず実験として2つの株をミニ株で投資してみました。
Contents
個別株入門、勉強としてまずはバフェットの目線の一部を真似する。
今のネット証券にはスクリーニング機能という便利な機能があります。
そちらで企業の絞り込みを行います。
「なにで」絞り込むのかが大事になってきます。
素人の私はわからないので、投資の神・バフェットの力を借りてスクリーニングを行います。
バフェットの投資論は色々と言われますが、
「きちんとした企業で、そこそこ割安な株を、そこそこの値段で買い、バイ&ホールド」
我々が見なければならないのは、投資する企業が「きちんとしている企業」であるかどうかをどのようにはかるか。
そして、「割安である」というのを何をもって知っていくかということです。
いくらその企業の株は割安であったとしても、業績がグズグズで、未来にわたる戦略がなくクソ株だった場合、さらに落ち込むことが予想されます。それは避けなければなりません。
スクリーニング方法その1:PERを見る
PER、もう当たり前過ぎて何をいまさら感がある人もいるかと思いますが、おさらいです。
このブログはあくまで「素人投資家のための素人投資家によるブログ」ですので。
PERとは
税引き後の利益を、その会社の発行済株式数(発行済株式総数-自己株式数)で割ると、1株当たりの利益が計算できます。
この1株当たり利益に対し、株価が何倍まで買われているかを表したのが株価収益率(Price Earnings Ratio)です。
この倍率の高低でその会社の投資価値を判断します。
例えば、前期の1株当たり利益が20円、現在の株価が400円ならPERは20倍です。
来期の1株当たり利益が30円と増益が予想された場合、PERが同じ20倍なら株価は600円の水準まで買える、と判断するわけです。
また、同じ業種の平均PERが30 倍で、この会社の現在のPER20倍は低過ぎると判断されるなら、PER30倍の水準、つまり株価は600円が適正ということになります。
しかし、PERは客観的な価値基準を示すものではなく、あくまでも同じ業種の収益状態、将来の収益予測等会社の評価と比較して判断する相対的な基準でしかありません。
1株当たり利益も、土地売却等の特別収益があったりするとその期だけ利益が増え、PERが低下して割安感が強まってしまうといった不合理の生じる可能性もあります。
一般に、成長性が期待できそうな株式のPERは高く、逆の場合は低くなっています。
(日本証券業協会HPより抜粋)
簡単にいうと、儲けを発行株数で割るのだから1株当たりの利益をPERというのです。
PERでは単純にははかれないのですが、一般的には
PERが20倍以上だと割高
PERが16倍以下だと割安
という風に言われます。これ「も」一つの目線です。
スクリーニング方法その1:PBRを見る
PBRとは
PBRとはPrice Book-value Ratioの略で、株価が1株当たり純資産(BPS:Book value Per Share)の何倍まで買われているか、すなわち1株当たり純資産の何倍の値段が付けられているかを見る投資尺度です。
現在の株価が企業の資産価値(解散価値)に対して割高か割安かを判断する目安として利用されます。
PBRの数値は、低いほうが割安と判断されます。
なお、PBR=1倍が株価の底値のひとつの目安(株価と資産価値が同じ)とされてきましたが、近年は長い間1倍を下回ったままの銘柄も多くなり、必ずしもPBRの1倍割れだけを底値の判断基準とすることはできなくなっています。
(SMBC日興証券HPより抜粋)
PBRは簡単に言うと1株あたりの純資産に対して何倍の株価が付いているかということです。
これまでのバフェットの投資した企業群をみて、1.2倍を超えると割高なので、1.2倍を限度にしてスクリーニングしました。
スクリーニング方法その3:ROEを見る
ROEとは
Return On Equityの略称で和訳は自己資本利益率。
企業の自己資本(株主資本)に対する当期純利益の割合。
計算式はROE=当期純利益÷自己資本またはROE=EPS(一株当たり利益)÷BPS(一株当たり純資産)。
米国では株主構成に機関投資家が増加し、これらの投資家が「投下した資本に対し、企業がどれだけの利潤を上げられるのか」という点を重視したことも背景となって、最も重要視される財務指標となった。
(野村証券HPより抜粋)
ROEはPER、PBRに勝り、最も重視する指標です。
ROEは自己資本に対する利益率、つまり「儲かってまっか?」指標です。
バフェット本人もグレアム師匠のときにはそれほど意識していませんでしたが、その後パートナーのマンガーに言われて、かなり重視している指標です。
高いROEを続けている企業はきちんと自己資本に対して利益を上げている儲けている企業になります。
できれば20%、最低でも15%以上でスクリーニングします。
スクリーニング方法その4:配当利回り
配当は可能な限りあって、再投資をしたいので、2%~3%程度あるようスクリーニングしていきます。
スクリーニング方法その5:自己資本率
30%では少なく感じます、40%ほどあれば安心かなと思われます。
以上をスクリーニング項目にして検索
スクリーニング後、企業を絞って個別に分析
スクリーニングで絞ったあとは個別に企業を見ていきます。
ここ数年の決算書
実際の商品と開発中の商品
本社の場所
可能な限り見える顔、オフィス
などなどなど
そしていわゆる「バフェット株」に近い株を探していきます。
いくつか買いましたので、これから徐々に紹介していこうと思います。では
バフェットが買う企業10か条
- 高い収益性
- 収益性の高い事業への集中
- 財務健全性
- 利益の安定性と上昇トレンド
- 適切な株主還元ポリシー
- 内部留保による利益成長性
- ROEが全米企業平均の12%以上であること
- ROTCの安定性
- インフレ耐性
- 設備投資が少なくてよい
「バフェット株」を探して買う、おすすめのネット証券一覧
SBI証券
楽天証券
マネックス証券